豊橋の医療法人 駿豊会 遠山クリニック 内科・消化器内科・小児科・皮膚科

帯状疱疹の予防接種

帯状疱疹とは

幼少時に水痘帯状疱疹ウイルスにより水痘(水ぼうそう)にかかった際治癒しますが、治癒後もウイルスが神経節に潜伏しており、免疫力が低下した時に活性化し帯状疱疹を発症します。一般的には50代から70代にかけて発症のピークがあります。帯状疱疹は皮疹や痛みを生じ、時に皮疹が治癒した後も痛みなどが長期間持続する(帯状疱疹後神経痛)ことがあります。

予防接種について

帯状疱疹は、80歳までに約3人に1人が発症すると推定されています。また、帯状疱疹が治った後も長期に痛みが残ることがあり、帯状疱疹神経痛(PHN)と言われ、約2割の人がなると言われています。帯状疱疹ワクチン接種の目的は、発症あるいは重症化の予防です。

生ワクチンと不活性ワクチン

「ビケン」
乾燥弱毒性水痘(生ワクチン)
「シングリックス」
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(不活性ワクチン)
接種回数 1回 2回
2回目は1回目接種から2ヶ月後、遅くとも6ヶ月後までに接種する。
接種方法 皮下注射 筋肉内注射
注意事項 明らかに免疫機能に異常がある方、免疫抑制をきたす治療を受けている方は接種できません。
他のワクチンとの間隔 生ワクチン(注射剤)は27日以上あける 規定なし

お気軽にお問い合わせください TEL 0532-55-3181 休診日:木曜日・日曜日・祝日

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